季節の変わり目は体調を崩しやすくて
ついうっかりしてると風邪を引いてしまったりしますよね。
鼻が詰まったり喉が痛くなったり熱が出ちゃったり・・・・
「風邪ひいたら薬を飲めばいいじゃん!」
と思ってしまいがちです。
もちろん薬を飲んではいけないとまでは言いませんが
きちんと治すのであれば
免疫力を高める
ことが非常に重要になっていきます!
最初は風邪かインフルエンザかなんかかな?
と思っていたら肺炎だったという感じだったので
普段から免疫力をつけておけばこんなことには(泣)
ということで風邪を引かないためにも
引いてしまってもすぐ直すためにも、
さらにそれが原因で他の病気にならないためにも
体の中から強くしていかないといけませんよね!
とうことで今回は風邪や病気から身を守ることをテーマに
お話していこうと思います!
この記事の目次
そもそも風邪ってなんで引くの?
先程も言ったように免疫力が風邪には関係してきます。
免疫力がしっかりしているのならば
ウィルスや細菌が付いてしまってもすぐに排除されて
風邪にかかることはありません。
ここでいう免疫力というのは体の防御機能のことで
鼻、喉、気管などの呼吸器といわれる部分は
常に菌やウィルスにさらされています。
それを口や鼻、喉などの内壁の粘液で異物をくっつけて
繊毛(せんもう)運動によって外に出そうとします。
また入ってきた菌やウィルスを
白血球などの体内の機能が菌やウィルスを殺してくれます。
ですが過労や睡眠不足、ストレスなどの精神・肉体的な疲労や
季節の変わり目などで体温調節がうまくいかなくなるなどすると
免疫力が落ちていってしまいます。
また栄養状態が悪かったりしても免疫力が落ちます・・・
(まさしく肺炎にかかった僕がこれです)
そうやって免疫力が下がった体に菌やウィルスが入ってきて
増殖してしまうと風邪という状態になるわけです。
薬飲んで治せばいいじゃん!とはいえません・・・
免疫力がないことが原因で風邪を引いたら
大体の人は薬を飲んで治そうとするのではないでしょうか?
実際僕もすぐに薬に頼ってしまうタイプなのですが実は
薬を飲めば風邪が治るわけではありません!
これはよく勘違いしてしまうのですが
薬というのは症状を和らげるだけで
菌やウィルスを殺す訳ではありません。
もし家に風邪薬があったら見てみてほしいのですが
「熱を下げる」
とか
「くしゃみ・鼻水をでなくする」
とは書いていたりしますが
「治す」
とは書いていません・・・
じゃあなんで薬を飲むのかというと
症状を和らげた方がきちんと栄養を摂れて
きちんと眠ることができるからです。
確かに熱が高い状態だったり喉が痛かったら
食欲がなくてしっかり食べられなくなってしまいますし
鼻水が出すぎると寝るのに支障が出たりします。
僕も喉が痛くてどうしようもなくて
食べる気が失せて食べられなくなって
風邪が悪化したことがあります・・・
(これは肺炎の話とは別です)
風邪で咳や鼻水が出たり熱が出るのは
咳や鼻水で菌やウィルスを排泄して
熱を出すことで弱体化させているからなんです。
だから薬はそういう時のためのサポート程度なんですよね。
風邪の予防・治癒に必要な栄養素は?
ということで免疫力を高めることが
風邪に対して一番重要だということがわかったと思います。
もちろん免疫力が下がる原因はたくさんあるので
全ていっぺんに解決することは難しいと思います。
その中でなにが一番改善しやすいかを考えると
やはり食べ物に気を付けることでしょう!
だって栄養状態が悪くて免疫力が下がるなら
免疫力を上げるためには栄養状態をよくすればいいわけです(笑)
しかし風邪を引いているときは特にですが
栄養をつけなきゃと言って食べ過ぎには注意してください。
胃や腸での消化に体力を使ってしまい治癒が遅くなってしまうためです。
ではどんな栄養を摂れば風邪の予防・治癒に効果があるのでしょうか?
1.ビタミンA
鼻やのどなどの粘膜の新陳代謝を活発にして強化します。
鼻やのどの粘膜が活発になれば入ってきた菌を
より外に吐き出そうとしますので予防のためには必須です!
2.ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える重要な栄養です。
不足してしまうとエネルギーが生成できないため
倦怠感や疲労につながってしまい
ただでさえ風邪で体力がないときは非常に困ります。
3.ビタミンB2,B6
免疫の機能を維持したり、粘膜や皮膚を保護する役割があります。
ビタミンAと一緒に摂ることで相乗効果を発揮しそうですね!
4.ビタミンC
ビタミンの中で一番なじみがあるであろうビタミンCですが
ビタミンCは白血球の働きを高めてくれます。
白血球の働きが強くなるとその分
菌やウィルスをやっつけてくれるので
ぜひ摂取したい栄養素ですね!
5.たんぱく質
新陳代謝を高めて基礎体力を高めるために
たんぱく質の摂取も重要になってきます。
体力がない事には風邪に打ち勝てませんからね(笑)
状況別のとるべき野菜たち
風邪を治す時と予防する時では
どちらも栄養はしっかり摂るべきですが
食べるべき野菜も少し変わります。
そこで状況別にどんなものを食べると効果があるのか
紹介していきたいと思います!
風邪の予防~ひき始め
風邪を予防するときや引きはじめのころは
とにかく入ってきた菌を増殖させる前に
追い出すか殺せるようにしなければいけません。
粘膜の活発化と維持をするためのビタミンA,B2,B6をとったり
体を温めておいて菌との戦いに備えたり
ビタミンCをたくさん摂ることで対処しましょう!
そのため基本的には鍋やみそ汁、スープといった
汁気がある緑黄色野菜を使ったあったかいものが有効です。
緑黄色野菜にはビタミン類が豊富に含まれているので
風邪の予防にはうってつけです!
その中で僕がおすすめするのが
・にんじん
・白ネギ
です!
人参にはβ-カロテンという物質が豊富に含まれていて
このβ-カロテンがビタミンAに変換されるためです。
人参は色々食べ方がありますが炒め物にしたり
スープにしたりして食べるのがいいと思います^^
人参の場合油で炒めることで栄養の吸収がよくなるのもいいですね!
白ネギには体を温める効果があります。
寒気のある熱が風邪のひき始めで出た時に
白ネギの血行をよくして発刊を促す作用が
体自体が本来持っている菌やウィルスに対抗する力を高めてくれます。
また白ネギは食べても効果がありますが
白ネギを焼いてタオルに巻いて首に巻いても
鼻づまりが解消される効果ありです(笑)
白ネギを首に巻けと昔から言い伝えられてます。
あれは白ネギのにおい成分に消炎や殺菌作用があって
更に神経を落ち着かせる効果があるので
眠りにつきやすくなる効果があります。
しかも焼いた白ネギがあったかいこともあって
首に巻くと血流がよくなることから
体もぽかぽかしてきます!
嘘だろと思うかもしれませんが本当です(笑)
昔、母親にやらされたことがありますが
本当に体が温まって風邪にいいですよ!
多少ネギ臭いですが焼くと生の状態よりも
臭いがきつくなくなるので問題ないですし^^
風邪を引いているとき
風邪を引いているときは体を温めておくのはもちろんですが
今度は胃腸が弱っているので消化の良さを考えないといけません。
しかも菌やウィルスを倒すために体が必死になっているので
消化に関するエネルギーはなるべく使わないほうがいいです。
そしてエネルギーが必要になってくるので
エネルギーとなるものも食べないといけませんね!
そこでおすすめなのが
・ニラ
・大豆
です。
ニラは独特のにおいが強い野菜ですが
硫化アリルという物質が自律神経を刺激してくれます。
またニラは胃腸や内蔵の調子を整えてくれる効果もあります。
中華料理によく使われているイメージで
むしろ胃腸や内臓を悪くしそうなイメージがありましたが
ニラに失礼なことをしていましたね(笑)
大豆はたんぱく質が豊富でエネルギーになってくれます。
よく聞く言葉で「畑の肉」といわれていますしね!
ただ大豆として食べるより風邪の時は消化を考えて
豆腐で食べることをおすすめします!
冷えてしまいますので冷ややっこは控えたほうがいいでしょう(笑)
豆腐なら消化にもいいですし汁物との相性もいいですので
ぜひあったかいもので食べてくださいね!
病み上がりの時
基本的に風邪を引いているときと同じです。
まだ胃腸は弱っていて消化に悪いものを食べると
エネルギーを使ってしまって良くありません。
段々健康状態になって来たらいつも通りのものを食べる
という感じでどんどんならしていくといいと思います。
逆に風邪の時あまり食べないほうがいい野菜
野菜の中にも風邪の時には適さないという
ちょっと厄介なものがあります・・・
ここまで予防や対策の話をしてきたので
もしかしたらおよそわかっているかもしれません。
風邪の時に注意するのは
・消化の悪くなる食物繊維の多い野菜
・体を冷やす野菜
です。
食物繊維はもともと消化に関しては良くなく
豊富に含まれれば含まれるほど
それだけ消化に時間がかかります。
ということは先ほど言ったように
消化にエネルギーを使ってしまうので
風邪の時にはあまり適しません。
繊維質の多いごぼうなんかがいい例だと思います
ですがごぼうは美容にいい野菜のうちの一つなので
健康ならば積極的にとりたいですね!
また体を冷やしてしまう野菜も逆効果です。
菌やウィルスを追い出すために体は熱を出すので
それを下げるべきではないということですね。
特に体を冷やす野菜というと
主にトマト、レタス、キャベツ、きゅうり、ナス
といった野菜が挙げられます。
僕の好きな野菜ナンバー1、ナンバー2が入っている・・・
(ナンバー1はトマト、ナンバー2はキャベツです)
夏野菜は体を冷やすイメージがありますが
謎にレタスとキャベツが入っていますね(笑)
これらの野菜はなるべく風邪の時には食べないようにしましょう!
最後に
嫌な風邪を引かないためにも
そして引いてしまってもすぐ治せるよう
日々栄養には気を付けないといけませんね・・・・
それ以降は栄養についてきちんと考えています。
おかげさまで風邪を引きにくくなったと思います!
風邪に打ち勝つ体を作ると言うことは
本当に病気知らずな体を作ることに等しいと思います。
だって健康な体なら僕だって肺炎につながらなかったでしょうし・・・・
ついつい野菜を摂り忘れることが多い現代ですが
風邪を引きやすい方や引いてしまている方は
免疫力を高める野菜の摂り方をしてくださいね!
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