病院食で思い出した昔の感覚
僕の栄養状態の悪さがすべての引き金のように思えた肺炎。
激しい後悔の念にさらされながらも
やっとマイコプラズマ肺炎と分かって
適切な抗生物質を点滴されました。
すると効果が表れたのか入院して4日目の夜わずかに体調が回復。
少し体調がよくなった僕は入院して4日目にして
やっと病院食を食べることにしました。
というのもあまりにも苦しすぎて
ゼリー飲料以外飲む気になれなかったんです^^;
なのでかなり久しぶりの固形物を口に入れるわけですが
ここであることを思いだします。
「病院食っておいしくないんだよな・・・」
実はこの肺炎で入院する17年前の4歳の時に
1回入院したことがありました。
これは扁桃腺の切除手術だったため
健康でしたし数日間だけでしたが
病院食がおいしくなかった記憶が強かったんです^^;
とはいえ何も食べないわけにもいきません。
そのため恐る恐るおかずのニンジンの煮物を口に入れると・・・
「・・・あれ・・・めっちゃうまい!」
あのおいしくない記憶は何だったんだ?
といわんばかりに美味しい病院食でした。
この時はさすがに食欲が完全に戻っていなかったため
煮物以外は食べられなかったのですが
最近の病院食はここまで美味しいんだなと感動しました^^
「最近のだから」だけではなかった美味しい理由
入院して1週間ほどでまだ少ししんどさはあるものの
当初よりは随分と楽になってきました。
食欲も比較的戻ってきて病院の栄養士さんと話す機会がありました。
「最近の病院食は美味しんですね!」
そう聞くと栄養士さんから
「うちは特に野菜にはこだわっているんですよ!
農家の人から直接仕入れた野菜を極力使うようにして
皆さんに美味しいと言ってもらえるようにしています!」
僕はこの一言で過去にタイムスリップしました。
・・・
・・・・・・・
祖父母から届く野菜に美味しいと喜んでいた自分。
オクラを育ててみて分かった
作るのが大変だからこその野菜のおいしさや暖かさ。
昔の自分はあんなに野菜に向き合っていたのに・・・
・・・今の自分はどうしてこんなのになっているんだろう
このことに病気をして、入院して改めて気づかされました。
それと同時に自分の情けなさも感じました。
栄養士さんと話をしてやっと野菜の重要性に気付いた僕は
それ以来病院食を残さず食べるようになりました。
(食欲が戻りきっていなかったので少し大変でしたが^^;)
すると栄養バランスの取れた
新鮮でおいしい野菜を使った病院食のおかげで
みるみる回復することができました。
野菜の持つ力の大きさを改めて思い知ったのです!
そして結局15日ほどかかりましたが
咳が少し出ることを除けば元気に退院することが出来ました^^
入院費用20万1540円という痛い出費でしたが・・・↓
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