すぱっ・・・・
切れ味のいい包丁で野菜を切っていると
しくじって不意に指を切ってしまった・・・
なんて経験ありませんか?^^;
あれ切った瞬間はそんな痛くないんですけど
凄まじい量の血があふれ出てしまいますよね・・・
しかもあとあとやっぱり痛くなってくるっていう(泣)
ですが人間の再生能力というのはすごいもんで
長くても1日経てば血は止まって
かさぶたになろうとしてくれますよね。
(絆創膏張ってたらなおさらですね!)
それと同様に野菜も再生能力が高いって知っていましたか?
これは野菜の食べる部分だけしか見ていないと分かりません。
野菜はついつい食べられない部分は廃棄してしまいますが
実はあの捨てている部分を再生させると
もう一度食べることができるようになります!
ということで今回は野菜の再生をテーマに
述べていきたいと思います!
野菜の生命力の元になる部分は?
人間は食べ物を口から入れて栄養を摂ります。
もはや当たり前ですが(笑)
では植物はというと・・・・
理科の授業みたいになってしまいますが
「根」から栄養を摂りますよね!
よりによって野菜というのは
根菜類のように根っこを食べるものを除けば
根っこの部分を廃棄することが大半です。
ですがこの部分に野菜の再生能力の源があるんです!
庭に雑草が生えてしまって草ぬきをしたことはありますか?
あれって苦労して草を抜き終わっても
またしばらくすると元通りになりますよね?^^;
「せっかく頑張ったのに~~!」
となりがちですがあれも根っこのせいです。
要は根っこが残っていると
植物というのは再生できてしまうんです。
雑草の場合はなおさら生命力が強いので
どんどん再生していくわけです(笑)
ということは同じ植物である野菜も同じで
根っこを残しておけば再生できちゃうんですよね!
「でもそんな捨てるような根っこを
もう一回植えるってなんか貧乏臭くない?」
と思っている方がいらっしゃるかもしれません・・・
6つの野菜の再生のメリット
一見貧乏くさいように見えてもおかしくはない再生野菜・・・・
普段捨てている部分を再生することで
どんなメリットがあるのでしょうか?
1.もう一回食べられる
これは再生という言葉がそのまま現れていますね!
可食部を再生することができる野菜ならば
またその部分を復活させて食べることができます^^
これこそが再生野菜の1番のメリットといえるかもしれませんね(笑)
2.食費が浮く
捨てるはずだった野菜をもう一度再生させる・・・
ということはその分1回分野菜を買わないで済みますよね?
1回買わないで済むということは1回分節約になります!
しかも捨てるはずの部分を再利用するわけですから
元手もかからないのがいいですよね^^
3.庭なしで育てられる
野菜を育てるとなると想像するのは
プランターを買って土を作って庭において・・・
そんな感じのイメージじゃありませんか?
ですが再生野菜は庭がなくても
容器に入れるだけで育つので場所をとりません!
だからマンションやアパートにお住まいの方でも
安心して育てることができますよ!
4.家庭菜園ほどの難易度はない
「庭なしで育てられる」というところと似ていますが
野菜を育てるとなると家庭菜園をイメージしますよね?
ですが家庭菜園というと害虫予防であったり、
病気対策であったり結構大変です・・・
ですが再生野菜であれば水に浸けておくだけなので
超簡単に野菜を育てることができます!
これはいわゆる水耕栽培といわれている栽培方法で
その名のとおり水に入れて耕すわけです(笑)
種から植えてというわけではないので
そういう意味でも簡単といえるかもしれませんね^^
5.子供の教育に使える
最近はなかなか畑を見る機会が減っていると思います。
と言うことは野菜が育っていくという過程を見ることは
なかなか珍しい機会になってきているのではないでしょうか?
再生野菜ならば1から育てるわけではありませんが
十分に野菜が育っていく過程を見ることができます!
そうしたらこの野菜はこうやって育つんだ
ということを教えることができますよね^^
もしかしたら野菜の育つ過程を見ることで
野菜ってすごいと思えたり苦手が克服できるかもしれませんよ!
6.上手く育てればインテリアに
再生野菜は水に浸けるだけで場所も取らないので
入れ物に適当に入れておいても育ってくれます。
ですがせっかくならインテリアになるといいですよね!
若葉のきれいな緑色がいい色なので
おしゃれなコップに入れたり
ガラスの容器に入れたりすると映えますよね^^
2つの再生野菜のデメリット
6つメリットがあった再生野菜ですが
デメリットもたしかにあります・・・
1.大量にはできにくい
一度切った野菜を再生させる訳ですが
完全に元の大きさや量まで戻ることはありません。
もちろん育ってきたらきちんと土に植え替えて
それなりに育ててあげるとほぼ元通りになりますが
それならば家庭菜園とほとんど変わりません(笑)
今回はお手軽にできることが目的なので
ここまで本格的に戻すことは考えなくていいと思います。
だから1食分くらいの少なめの量位に
思っていただければと思います。
ですが節約につながることや育つのを見る楽しみがあるので
個人的にはあまり量や大きさは求める必要もないかなと思います(笑)
2.多少の手間がある
いくらお手軽に野菜が再生させられる
といっても全く何もしなくていいわけではありません。
根っこから水を吸ってもらわないと
再生しようにも再生はできません(笑)
ですので水の交換は必須になります。
といっても1日に1回変えればいいだけですので
そこまで負担にならないのではないかと思います。
再生野菜に適した野菜はこれだ!
野菜の生命力や再生野菜の魅力は
お分かりいただけたかと思いますが
なんでもかんでも再生に適しているわけではありません^^;
ちなみにここでいう再生というのは水耕栽培の話です。
水耕でなければかなりの種類の野菜が再生できますが
なかなか手間がかかってしまうので^^;
そこで水耕栽培で再生させやすい野菜を紹介したいと思います!
葉物野菜
サラダにしてもよし、炒めてもよしな葉物野菜のなかで
水耕栽培に適している野菜は
・小松菜
・チンゲン菜
・水菜
・セリ
・三つ葉
・クレソン
です。
よく使う野菜で言えば
小松菜
チンゲン菜
水菜
の3つじゃないかなと思います!
僕はこの野菜たちの根っこは問答無用で捨ててました・・・
超もったいない!
しかも水菜の写真は僕が本当においしいと感じた
根っこ残して再生させればよかった(泣)
この3つの野菜のうち小松菜とチンゲン菜は
再生させるとどんな風になるかというと・・・
小松菜
小松菜は根っこを3センチほど残して
コップに入れるなどして水に浸けると
下の写真のようにかわいい葉っぱが出てきて・・・・
(画像引用元:http://fc2mitsu.blog101.fc2.com/blog-entry-266.html)
そこから数日たつと・・・・
(画像引用元:http://green-email.asablo.jp/blog/cat/food/)
こんな風に元通りとまではいかなくても
なかなか立派に育ってくれます!
水菜
水菜も同様に少し長めに根っこを残しておいて
(画像引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/nowamo0809/9733209.html)
こんな風に水に浸けて1週間ほどすると・・・・
これもサラダにできるくらいには戻ってくれます!
薬味野菜
薬味野菜というと料理に少量添えて用いられる
香りや味の強い香味料のことを指します。
代表的な例でいえばネギやニンニク、ショウガ、ワサビですね!
その中で水耕栽培がしやすいものは
・ネギ
・ニンニク
です!
どちらの野菜も水に浸けておくと
結構なスピードで再生してくれます!
関西の方はネギを水に浸けて再生させるのは当たり前
という話を聞いたんですけど実際どうなんですかね(笑)
ちなみに広島の実家でも母親が
ネギだけは毎度毎度再生させていました^^
なので個人的にはネギの再生は
結構なじみ深い再生野菜だと思っています!
ニンニクは再生させるとどんどん芽が伸びてきて
その芽を炒めて食べると美味しいですよ!
(画像引用元:http://www.dailyhiit.com/hiit-blog/hiit-diet/8-vegetables-can-regrow/)
そういえば話は少しそれますが地元のラーメン屋さんに
漬物取り放題という店があってそこのニンニクの芽の
唐辛子漬けがおいしかった思い出がよみがえってきます・・・
(じゅるり・・・)
根菜類
根菜類だけは少し特殊な感じになります!
というのも根菜類はもともと根っこの部分を食べますよね?
都合よくその根っこの部分が復活してくれると嬉しいのですが
世の中そんなに甘くないようで根っこの部分は再生しません(笑)
しかし葉っぱの部分が伸びてくれるんです!
再生野菜ではその葉っぱの部分を楽しみましょう!
そんなわけで葉っぱを楽しめる根菜は
・大根
・ニンジン
です!
あまり食べる機会がないため知らない方もいるかもしれませんが
どちらの野菜も葉っぱの部分は食べることができるんですよ!
売られているニンジンや大根って
葉っぱが取ってあることが多いので余計にですよね^^;
(画像引用元:http://sisotokanegitoka.blog103.fc2.com/blog-entry-12.html)
ですがこのようにして上の部分を皿などに水を入れて
そこに浸けておくだけで画像のように葉っぱが伸びてくれます!
こうしておくと根っこも食べれて
葉っぱも食べれて一石二鳥ですよね^^
最後に
ついつい食べれるところだけ食べて
後はぽいっと捨ててしまいがちな野菜・・・
でも実際はもう一度食べることができるという
野菜の生命力の高さにおどろきます。
特に根菜類なんかは葉っぱが付いていると
放っておくと葉っぱに栄養が吸い取られるので
スーパーでは切り落とされて売られています。
そのため余計に食べる部分だけ食べて
捨てるといったことになってしまうんだと思います。
今回これで野菜の再生ができることがわかったので
地球にもお財布にもエコになる再生野菜をぜひやってみてください!
あ、きちんと水は変えてあげてくださいね(笑)
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